シルクロード 敦煌

敦煌は紀元前111年後漢時代に敦煌都として設立されて以来、
シルクロードの交通の中枢として東西文化交流の中心地となってきた。
世界的に有名な世界遺産・莫高窟千仏洞をはじめ、
美しい砂丘の連なる鳴沙山、神秘のオアシス月牙泉。
また古代シルクロードの二つの要衝・陽関と玉門関、
漢代の万里の長城遺跡、河倉故城、白馬塔等、歴史的遺産の宝庫だ。


 
古代仏教芸術画廊、莫高窟

莫高窟は敦煌東南25kmの鳴沙山東麓の絶壁に掘られており、
石窟の長さは約1618m、
現存する492の石窟には合計45000uの歴代の壁画、
2400体を越える彩色塑像、唐・宋時代の五件の木造建築等が残っている。
現存する中国仏教石窟の中では規模は最大。莫高窟の特徴は
建築、壁画、塑像があいまって作られており、
北魏、隋、唐など10あまりの王朝の特徴が系統的である点だ。
また歴史ロマンの秘密に満ちているのが
17窟(蔵経洞)の5万件あまりに及ぶ「敦煌文書」存在。
1900年に偶然に16窟の塗り込められた壁の中から発見されたが、
井上靖の『敦煌』でこの洞窟の謎解きがモチーフにされている。


鳴沙山

鳴沙山は流砂の堆積により山が形成されており、最高点は海抜1715m。
遠望するとその姿は壮観で、特に夕陽に光るさまはさながら金色の波のよう。
強風の時はうなるように鳴き、そよ風の時は
管楽器の音を聴いているようであるところから「鳴沙」と呼ばれる。



神秘のオアシス月牙泉

鳴沙山の北麓にある、東西に長さ218m、南北に54mの三日月型の泉。
名前はその形に由来する(「月牙」:中国語で三日月)
以前は今の約5倍もの大きさだったという。
流砂は泉の数十メートル先だが、強風が吹いても泉は埋もれることがなく、
沙漠と泉が共存している奇観だ。
泉の中には鉄背魚や七星草が生息しており、
これを食べると長生き出来るという言い伝えから、
月牙泉は別名「薬泉」とも言われている。





 

  Copyright(c) sosyu yuzyo zyuzai senka all rights reserved                                   | about us | sitemap | link |